あおぽんといっしょ

貯蓄から資産形成へのステップアップガイド

2-11. ふるさと納税、法規制で「駆け込み需要」発生中

※2018年9月15日に初公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2018年9月21日に再度公開しました。

 

こんばんは、あおぽんです。今週はあおぽんにとって、そして、ふるさと納税制度を利用しているみんなにとっても、大きなニュースがありました。わかります?これですよ、これ

 

 

総務省|野田総務大臣閣議後記者会見の概要(平成30年9月11日)

 

 

野田聖子総務大臣がふるさと納税の返礼品に対し、 目安とされる寄付金額の3割を超えていたり、地場産品を返礼品にしていない場合、違反したその自治体は制度から除外して、寄付しても税の優遇措置を受けられなくなる仕組みを法制化するって、言ってるんです。

 

 

ひ、ひどい。信じていたのに、、、(涙)

 

 

だって、あなた産経新聞のインタビューにあんなにも笑顔で

 

 

「自治体にお任せするのが当然」

 

www.sankei.com

 

って、言ってくれてたじゃない、、、

 

 

 

 

残念ながら、ビビってしまった立場の弱い市町村は、即、野田総務大臣にとっては神対応。

 

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例えば、佐賀県みやき町は、ふるさと納税の特設サイトで、11日をもって、旅行券や家電など、地場産品以外の品を取りやめる告知を出しました。

 

furusato-miyaki.jp

 

 

まぁ、 実際には年末に向けて与党税制調査会で議論が行われ、2019年の通常国会に地方税法改正案が提出されてからになるので、行使できるようになるは、早くても来年の4月以降なんですけど、佐賀県のみやき町と同じ対応を取られる自治体も今後増えてくることが簡単に予想できます。

 

 

そもそもなんですが、なんで3割に制限する必要や、地場産品である必要があるんでしょうか? 総務省のふるさと納税ポータルサイト に「ふるさと納税の意義」というものがありましたが、ふるさと納税のこの3つ意義には、全く外れていないのに。

 

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この中で「自治体間の競争が進むこと」とまで明記されています、総務省自身が競争を促しておられるじゃないですか。最低限の条件やルールは必要ですが、ふるさと納税には、そもそも限度額というルールが設けられているはずです。その中で各市町村がアイディアを出し合い、競争をするで、いいじゃないですか。

※所得税率等によって異なりますが、一般には限度額は住民税額の2割と言われています。

  

 

追加のルールは誰のために設ける必要があるのでしょう? 少なくとも納税者や総務省に改善要求を指示されている自治体ではないことは確かです。ふるさと納税がなかったら、きっと、あおぽんは一生、佐賀県のみやき町や大阪府の泉佐野市を知ることはなかったでしょう。

 

 

総務省はふるさと納税の集め方に文句を言う前に、ふるさと納税が地方自治にどれだけ役になっているか、きちんと納税者の意図の通りに使用されているかを確認する方が健全かと思うんですけどね。時間(税金)を使って、返礼品の見直し状況なんかの調査をまとめてるような総務省では無理でしょうか?

 

 

ちなみに会計検査院から発表されている総務省の会計の不当事項 はこちら。

総務省 | 不当事項 | 平成28年度決算検査報告の概要 | 最新の検査報告 | 検査結果 | 会計検査院 Board of Audit of Japan

 

 

じゃぁ、どうしましょうか?今年最後になってしまうかもしれませんが、返礼品が取り下げられる前に今年分を実施することをお勧めします。

  

探し方1:総務省さんが提供してくれている情報を利用

ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況 についての調査結果 (平成30年9月1日時点)の中で、返礼割合3割超の返礼品を送付している246団体名、どんな返礼品を提供しているかというブラックリストを見せしめ目的で公開しています。

 

 

全体では1788団体ありますので、まだ14%が頑張っているんです。

 

ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果(平成30年9月1日時点)

 

探し方2:あおぽんも利用するふるさと納税サイトを利用

楽天のふるさと納税サイトも、楽天のアカウントが使えたり、楽天ポイントがたまったりとメリットがあるのですが、返礼品が寄付金額の3割を超えていたり、地場産品を返礼品にしていないという自治体をたくさん取り扱っているふるさと納税サイトは、ズバリ”ふるなび”です。

 

わずか3分でふるさと納税はこちら!

 

 

ふるなびについては、2−10. どのサイトでふるさと納税してますか? でご紹介していますが、寄付金に対する還元率が3割から5割、Apple製品や電化製品、ゴルフクラブなど他のふるさと納税サイトでは取り扱われなくなったものが充実しています。さらに、会員登録をして、クレジットカードで支払いを実施すれば、Amazonのギフト券コードが寄付金の1%プレゼントされるキャンペーンも実施中です。

 

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ふるなびはまだ利用したことなかったあおぽんですが、記事を投稿した後すぐにふるなびにアカウントを作成し、10万円寄付させてもらいました。まだ返礼品は届いておらず、Amazonギフト券コードも発行されてませんが、もうそろそろ届く頃でしょうか?

 

 

気になる方もいるかもしれないので、あおぽんがどこに寄付し、どんな返礼品を申し込んだかというと、

 

 

大阪府熊取町の「ぜひ「熊取」にお越しください!ツーリスト旅行券」

  

 

です。駆け込み需要で、ランキングも急上昇しています。10万円の寄付金に対して、5万円分の近畿日本ツーリストの旅行券が返礼品として、さらにAmazonのギフト券コードも寄付金の1%にあたる1,000円分もいただけるのですから、当然かもしれません。

 

 

このツーリスト券は、有効期限がなく、全国のKNT-CTホールディングスグループ株式会社の指定する店舗ならびに代理業者・特約店の窓口で、国内旅行、海外及び各種乗車類(航空・JR)、宿泊に使えちゃうんです。

 

 

※2018年9月21日追記

ふるなびで熊取町に10万円寄付して、届いたものは、

 

 

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は〜い、 近畿日本ツーリストの旅行券が5万円分になります。ちゃんと送られてきました、10口分。 返礼品の説明では、

 

複数口のご寄附をお申込みの方は、その金額に応じた口数分の「ツーリスト旅行券」をお贈りしています。 例)20,000円のご寄附の場合は、「ツーリスト旅行券」を2口お申込みいただいたことになり、ツーリスト旅行券」10,000円分をお贈りします。

 

と、ちゃんと書いてはあったのですが、口数を選択するところがなかったので、寄付した10万円が5口分ではなく、1口として扱われてないか、ちょっと不安でした、、、

 

ご安心ください、ちゃんと届きました!

8月13日に申し込んで、9月13日に届いていたので、届くまでに1ヶ月掛かるようですね。さぁ、みんなで熊取町に行きましょう。熊取町はココですよ、くれぐれもお間違いのないように(笑)

 

 

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                            Google map 

 

 

他のふるさと納税サイトに関しては、こちらでご紹介しています。

 

www.aopon.net

 

  

 

ご覧いただき、ありがとうございます&応援よろしくお願いします。

 

 

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