あおぽんといっしょ

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1−414. 【外貨預金】「外貨預金」は「リスクが高い」、「おすすめしない」商品というのは本当ですか ❓

※最終更新日2022年9月16日(2022年4月19日初投稿の記事)

各銀行の手数料と金利をアップデート

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こんばんは & おはようございます、ファイナンシャルプランナー (3級 FP技能士)のあおぽんです👋

今日も「あおぽんといっしょ」にご訪問いただきまして、どうもありがとうございます🤗

 

ある銀行の外貨定期預金の利回りが上がっておりましたので、情報を更新いたしました

 

最近の急激な「円安」、「外貨預金」や「FX」に興味を持ち始めている人も多いようで、わたしも同僚から「外貨預金」について相談をされました

 

「外貨預金」についてネットを調べてみると、銀行に勧められるまま「外貨預金」をしたら失敗したとか、あまり良い情報がないもんですね、、、

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ということで、本当に手を出してはいけない金融商品なのか、「外貨預金」で重要になってくる3つを順番に確認していきます

  Contents  ▼ 為替レート
▼ 為替手数料
▼ 金利
▼ まとめ

 

▼ 為替レート

為替レートとは「外国為替市場において異なる通貨が売買される際の交換比率」のこと

 

「為替レート」は変化する、元本保証されていない「外貨預金」は減るリスクがあるので「外貨預金」はやめた方がいいという人もいるようです

たしかに、「外貨預金」は元本割れしてしまうという「リスク」があります

 

具体的な例で考えてみましょう💁‍♂️

為替レートが「100円/米ドル」のタイミングで「100万円」を米ドルに交換すると「10,000米ドル」を手にすることができます

*為替手数料・税金は考慮していません

 

次に保有している米ドルを円に交換するタイミングの為替レートが「90円/米ドル」になっていたら、どうでしょうか❓

今「10,000米ドル」持っているので、「10,000米ドル x 90円」の「900,000円」を手にすることができます

 

おれの「100万円」が「90万円」に❓

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ドルに対して円の価値が上がる「円高ドル安」になってしまったので、ドルで交換できる円の量が少なくなってしまいました

 

では、逆にドルに対して円の価値が下がる「ドル高円安」になっていたら、どうでしょうか❓

まさに今がそんな状況で「ドル高、円安」が急速に進んでしまっています

今日はついに「128円」を突破😲

jp.reuters.com

 

「10,000米ドル」を保有していると、「10,000米ドル x 128円」なので、「128万円」になりました

円の価値が下がったことで、ドルで交換できる円の量が増えたことになりますね

 

なんて、4月の中旬に書いておりました😅

いま1ドルいくらでしたっけ❓

 

だいたい、143~144円くらいでしょうか

もし128円になった時にドルを10,000ドル購入していたら、今は15万前後の含み益が出てることに

*税金、手数料等含まず

 

たらればですが、あの時買っていたら、、、😅

「為替レート」は変化する為替リスクはありますが、交換するタイミングを自分で決定することができます

余裕資金での長期運用ができるのであれば、リスクをかなり軽減できるのではないでしょうか

 

  補足  金融機関によって「為替レート」に「TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)」や「TTB(Telegraphic Transfer Buying rate)」と記載しているところがあります

「TTS」は「円」から「ドル」に、「TTB」は「ドル」から「円」へ交換する時の交換レートのことであり、「仲値(なかね)」に次で説明する「為替手数料」を含めた交換レートになっています

 

 

為替手数料

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先ほど「為替レート」について確認しましたが、わかりやすくするために「為替手数料」に関しては触れてませんでした😅

 

先ほどは例として、為替レートが「100円/米ドル」だと「100万円」が「10,000米ドル」になると説明しましたが、実際にはもっと少ない金額になってしまいます

その理由が金融機関に取られる「為替手数料」ということになります

 

為替手数料は金融機関によって異なりますので、どのくらいの手数料が掛かってくるのか、私がお世話になっている銀行で比較してみようと思います

 

以下は本日2022年9月16日に各金融機関のホームページで確認できたものになります

「三菱UFJ銀行」

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「窓口」はちょっと高額過ぎ、「インターネットバンキング」だと「1/4」になりますが、それでもちょっと高い感じがしますね😅

 

「新生銀行」

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金融資産の取扱い金額が多いと手数料が優遇されてますね😉

一番低い スタンダード でも「三菱UFJ銀行」のインターネットバンクよりお得です👍

 

「住信SBIネット銀行」

2022年7月25日(月)00時00分から「4銭」が「6銭」に変更されています

確認した銀行で手数料が一番お得だったところは、ここ👌

さらにお得になるのが「外貨積立」👇

こちらも「2銭」から「3銭」に改定されております😞

 

各社で安い方の手数料で比較するとこうなりました👇

25銭(三菱UFJ銀行)> 7銭(新生銀行)> 3銭(住信SBIネット銀行) 

 

この手数料は「円」から「ドル」にする時の手数料なので、再び「ドル」から「円」に戻す時は手数料が掛かってきます

たとえ為替の方が一定であっても、手数料が掛かってしまうのでドル転、円転をすることで通帳の残高が減ることになります

 

外貨預金をする時は「為替手数料」ができるだけ安いところを探した方がいいですね

 

今回挙げた「新生銀行」は「マネックス証券」へ、「住信SBIネット銀行」は「SBI証券」へ、預けている「ドル」を出金させて「米株式」への投資もできるようになっています

 

「新生銀行」と「住信SBIネット銀行」では「円からドル」への為替手数料が無料になるキャンペーンが行われることがあるので、事前にチェックすることをおススメします👇

「新生銀行」は為替手数料0円のキャンペーン只今実施中です👇

 

 

金利 

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「外貨預金」の金利に関してはどの金融機関でも日本円に比べて「外貨預金」の方が高くなっています

 

三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金」の金利は「年利0.001%」、100万円を1年間預けると「10円(税引き前)」の利息になります

これを基準に比較してみましょう

「三菱UFJ銀行」

1年間預けて「1,000円(税引き前)」、スーパー普通預金とは比較にならないほどいいですけど、、、😅

米国の金利が上昇しているにもかかわらず、4月の時と比較して下がってるので🙅‍♂️

他の銀行も見ていきましょう

 

「新生銀行」

これまで「年3.000%」でしたが、本日「年4.000%」にアップしておりました👏

三菱UFJ と比較するとおよそ400倍(1年間の場合)

1年間預ければ、「40,000~40,200円(税引き前)」も受け取ることができます😲

円からドルで預けると特別金利(米ドルは年利8.00%、1ヶ月もの)になるのも👍

 

「住信SBIネット銀行」

「三菱UFJ」と「新生」のちょうど間ぐらいでしょうか、悪くはないですが「新生銀行」が凄すぎて、、、😅

1年間預けると「2,7000円(税引き前)」の利息になりますね

 

各社で低い方の年利で比較するとこうなります👇

4.000%(新生)> 2.700%(住信SBIネット)> 0.010%(三菱UFJ) 

 

新生銀行の「4%」 に魅力を感じるのは自分だけですかね❓😅

 

 

ただ、外貨預金の「金利」表示で注意しなければいけないケースがあるのも事実です

これはある銀行における「米ドル」定期預金の金利になります👇

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年8.00%😲

何かカラクリがあるのでしょうか❓

 

👆で注意しなければいけないのは、「7日もの」と「円からの預入時のみ」という2つのキーワード

この定期預金は「円で米ドルを定期預金を始めると、7日間だけ年利8.00% の金利が付く 」ということになります

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年8.00% というのは1年間(365日)預けることでもらえるものであって、「7日もの」とは、その7日分ということになります

つまり、「8.00% ÷ 365 x 7」となるわけです

 

例えば、10,000米ドルを年利8%で、7日間預けた場合の利息というのは、このように計算できます

 

10,000米ドル x 0.08 ÷ 365 x 7 = 15.34米ドル(税引き前)

 

うそじゃないけど、「円からの預入時のみ」と書かれている通り、8日目以降はこの金利で預け続けることができないんだから、その点は気をつけるのよ

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注意は必要ですが、ちゃんと理解していればこわくないですね

【預ける米ドル】 x 【年利】÷ 365x 【何日物】 = 受け取れる利息(米ドル、税引き前)

 

私の場合は一定の「ドル」を長期保有し続けているので、複利の効果が1番期待できる「新生銀行」を利用しています

「マネックス証券」だけでなく「SBI証券」への出金に対応してくれるようになれば、「外貨」運用の幅を広げられるんだけど、、、😅

 

 

まとめ 

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「外貨預金」で気をつけなければいけない「為替レート」、「為替手数料」、「金利」について見てきましたが、きちんと理解しておけば、一概に悪いものとは言えませんね

*「外貨預金」は「預金保険制度」の対象ではありません

 

じゃぁ「日本円」の預金だけをしておけばいいのかというと、自分の考えは

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もちろん、「生活防衛資金」を残した「余裕資金」の範囲内での話になりますが、、、

 

「物価が安くなる、変わらない」という状況であれば、「日本円」だけでいいのかもしれませんが、携帯料金を除けば、ほぼすべての「もの」や「サービス」の値段が上がってきています

そう、税金もね😅

 

物価は上がってるのに銀行の預金残高が変わらないというのは、その価値が下がってるのと同じこと

「外貨預金」は「株」や「不動産」と同じように自分の資産を守る方法の1つになると考えています

 

日本政府や日銀が円安を止める動きをしてくるのか、さらに円安が進んでしまうのかは誰にもわかりませんから、「投資信託」と同じように「外貨」も積立で始めるのがよさそうですね😉

 

それにしても今の円安の状況は本当にひどい😱

toyokeizai.net

米国では価格が据え置かれた iPhone も日本では値上げされてしまいましたね

それでは、またお会いしましょう👋🏻

 

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